赤ちゃんとおしゃぶりーその必要性ー
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おしゃぶりって必要あるのだろうか?
おしゃぶりの必要性については賛否両論で、付けている家庭と付けていない家庭とに分かれます。
私の周りでは付けていない方が多いかな。
自分も子育てをするとき、おしゃぶりを利用するかどうか迷いました。すぐに泣き止んでくれそうだし、(おとなのエゴで)オシャレだけど、長時間利用することで歯並びに影響するのではないかとか、それが甘えになってしまうのではないかとか、使うことの意義を調べようと思ったのが今回のきっかけです。
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歯科医師学会による見解
日本小児歯科学会(おしゃぶりについての考え方)によると、以下のような利点と欠点が考えられるそうです。
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利点
入眠がスムーズ、簡単に泣き止むので母親のストレスが軽減される、精神的安 定が得られる。
鼻呼吸、舌、顎の発達を促すことをうたい文句に販売されていたりするそうですが、現段階で科学的根拠はないそうです。
余談ですが、赤ちゃんは基本鼻呼吸しかできません!促さなくても鼻呼吸はできます。鼻を塞ぐと危ない状態になります。風邪などで鼻づまりを起こした場合は、できるだけ取ってからお乳をあげたいですね。苦しいですから。舌はお乳を飲むときに全身運動に匹敵するくらい使ってます。
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欠点
咬合異常、習慣性、言葉がけが減る、なぜ泣いているのか考えることが減ることによりこどもとの関わりが希薄になるなどが挙げられるそうです。
また、上記の他に衛生面での考慮が必要となります。ある海外の研究機関では、指しゃぶり、おしゃぶり、両方しない、乳幼児の中耳炎の発症率を調査した結果、おしゃぶり、指しゃぶりでの発症率が両方しない乳幼児より高かったとか。基準が、”両方しない”なのでそれらが異常に高いというわけではないとは思いますし、保育園などの公共での生活が多い子は家で生活している子たちより、それなりに発症率が高くなる傾向はあります。一概には言えませんが、やはり、”両方しない”子よりも外界の物を口に入れる頻度が高いので、中耳炎に限らず、様々な病原菌を口に入れている頻度は高く、感染率もその頻度に比例するものではないかと思われます。
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精神面での効果を期待する前に
日本小児歯科学会の利点にもあるように、おしゃぶりを使用することで精神を安定させる効果があるとのことです。
また、おしゃぶりをしなくとも指しゃぶりをする子はいます。しゃぶらなくても平気な子もいます。
なぜ、おしゃぶり、指しゃぶりをする子と、そうでない子がいるのか。そこに一つの疑問が出てきます。
人間は誰しも心の器を持っています。その器が満たされると精神は安定し穏やかな行動を行えるようになります。しゃぶらなくてもいい子は、その器が満たされ、精神が安定した状態である為、そのような癖が出ない傾向にあり、癖ではないので大きくなってからも、そのような行動に出ません。
どうやったら精神を安定させられるのか。それは、子どもがかまって欲しい時にかまってあげる、ただそれだけです。甘やかすとは違います。抱っこしてほしい時に抱っこしてあげる、抱きしめてあげる、一緒に遊ぶ。
仕事をしていて、日中かまってあげられなくても、手が空いた時だけでもそのようにしてあげると、子どもは安心します。経験からそのように感じています。
ただ、人それぞれであるように、器の大きさも人それぞれです。要求が大きい子、小さい子います。それだけは、子どもに合わせて調節してあげないといけません。
以上から、私の場合、おしゃぶりは必要ないなと思い買ってません。売り場を見て可愛いな・・・と思うことはしばしばありますが。
みなさんは、どのようにお感じでしょうか。
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